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■R30街歩きガイド~天神・中州界隈
05/06
風薫る五月晴れ!お天気に誘われて、おでかけしてきました。
博多どんたく港祭り真っ最中の天神・中州界隈を散策してきました。
天神は福岡の中心地。百貨店や専門店外が集中した、ショッピングの一大繁華街です。
この日は、福岡市営地下鉄七隈線「天神南駅」から地下に降りて「天神地下街」を散策しました。
「天神南駅」から「天神地下街」は繋がっているので、スムーズに移動できます。
天神地下街は、福岡中心部を南北に貫く目抜き通り「渡辺通り」の地下に2本の通路に沿って600mあまり、150を超えるテナントを抱える地下専門店街です。
周辺のビルと地下通路で繋がっているので、雨の日や気候が厳しい時でも、快適に散策できます。中世ヨーロッパをイメージしたステンドグラスが随所に飾られ、石畳の落ち着いた12の街区に分かれています。
天神地区はバリアフリー化も進んでいて、周辺の百貨店には多目的トイレが多数設置されています。赤ちゃんをベビーカーに乗せているママさんや、電動車いすでお買い物を楽しむ方もちらほら見かけます。
エレベーターで地上へ戻ります。
降りるときに、親切な老夫婦が開くボタンを押して、居りやすいように手伝ってくれました。
R30のことを説明して、チラシを渡してちゃっかりPRしてきました。
天神のランドマーク「イムズ」ビル前、博多どんたくも開催中で、特に人通りが多くなっていました。
「福岡市役所」「天神中央公園」「福博であい橋」をたどって中州界隈へ向かいます。
「旧福岡県公会堂貴賓館」クラッシクでおしゃれな建物。カフェやイベントスペースとして活用されています。
この日は、通常200円の入場が無料となっていました。
天神側の福岡と中洲側の博多を結ぶ人道橋「福博であい橋」。端の上なのに、パーゴラの屋根がしつらえられ、川面の景色を楽しめる観光スポットになっています。橋のたもとには遊覧船乗り場もありました。
向かいの橋の上を博多どんたくのパレードが進んでいました。
博多どんたくは、街全体がお祭りムードに包まれます。メインのパレードには、さまざまな市民グループが思い思いの扮装で、パレードを楽しんでいます。市内のあちこちにはステージが設けられ、市民が自由参加で歌をはじめとした芸を披露しています。こういったお祭りの特徴は、福岡・博多が芸どころとして、多くの芸能人を輩出している理由だといわれています。
那珂川沿いの遊歩道を散策しました。初夏の風が気持ちいい、川面では遊覧船が上っていました。
ここは夜になると、川面にネオンが映る「インスタ映え」のスポットです。
那珂川沿いの遊歩道には、くるっと180°回る方式の車止めでしたが、小回りの効くR30では楽々通れました。スロープを降りて中州の中心部へ向かいます。
中州の中心地です。昼は少し落ち着いていますが、西日本有数の歓楽街として夜は最も賑わうエリアのひとつです。映画館は昼からやっています。
中洲エリアと博多川を挟んで隣接する「川端商店街」へやってきました。
大公・豊臣秀吉による「町割り」による昔からの街区のひとつで、博多の昔ながらの商店街です。
商店街の知り合いのおばさんに見てもらうと「旅行とかに良さそうね」とうれしい感想を頂きました。
お店の方に試しに乗っていただきました。恥ずかしそうにされながらも楽しまれているようでした。興味を持ってみておられる方もいて、R30が多くの方に受け入れられる手ごたえを感じました。
「川端商店街」を南へ抜けると、博多の総鎮守「櫛田神社」があります。
ここは、7月の博多祇園山笠が、最初に奉納される場所。境内には年中「飾り山笠」が展示してあります。
正面入り口は階段ですが、右手に電動カートでも入れる入り口がありました。
お手水から拝殿までスロープが設えてあり、R30に乗ったままお参りできます。
境内には「多目的トイレ」も設置してあり、R30に乗ったまま、トイレに入れます。
バリアフリーにもしっかり対応してありました。
櫛田神社からキャナルシティ方面へ向かう途中に、名物の「かろのうろん」がありました。
昔の博多っ子は「ど」の発音が「ろ」になってしまい、角のうどんを「かろのうろん」と言っていたことが、名前の由来だそうです。やわらかくふわふわした食感が特徴の博多うどん。ごぼうを揚げた「ごぼ天」と「かしわめし」がうどんの具とお供の定番です。
最近は、福岡人のソウルフードがラーメンではなく、実はうどんだったことが、知られてきているようですね。
博多は、うどん・そば・饅頭の発祥の地。福岡に来られたらうどんも食べてみてくださいね。
気持ちよく晴れた日の天神・中州界隈の散策、いかがでしたか?
R30を使って、楽しく快適なひと時でした。
遠くのおでかけでなくても、気軽に使えることもR30の魅力のひとつですね。